新時代のヒーロー伝説再来!相撲界のサラブレッド力士とは?

ヒーロー伝説 スポーツ 男性

こんにちは!キリシマです。

力士たちの勇気ある戦いが土俵上で繰り広げられるたび、私たちは大相撲の独特な魅力に引き込まれます。

伝説の名前に恥じないよう、新たな歴史を刻むために戦う力士たち。祖父や父親と同じ道を歩み、その重圧と期待に応えようとする「サラブレッド」たちの物語。

今回注目するのは、その舞台裏で繰り広げられる熱い熱いドラマです。

彼らは新時代のヒーローとなるのか、それとも祖先の偉業を再現するのか。どちらにせよ、その闘いは見逃せませんね。

三世代の大相撲力士 新星琴ノ若が描く伝説と未来

琴ノ若は、大相撲史上初の親子三代関取(幕内力士)を実現させた家系出身。

特に、祖父は第53代横綱・琴櫻として名高く、「猛牛」の異名で恐れられました。

父と祖父の足跡

父は、琴櫻の弟子であり、初代琴ノ若としても相撲界で名を馳せた力士です。

琴ノ若はその父の四股名を受け継ぐ2代目として、5歳の頃から祖父と「力士になる」という約束を交わしていました。

琴ノ若 3世代

学生相撲での成功

中学を卒業してすぐに角界入りするつもりであったものの、自らの力が未熟だと感じ、埼玉栄高校に進学。
そして、主将としてチームを高校日本一に導くなど、その実力とリーダーシップを見せつけました。

角界入りとその後の低迷

その後、自信を持って佐渡ヶ嶽部屋に入門。

入門からわずか5場所で幕下に昇進するも、そこからは少し足踏み。それでも、その重圧を乗り越え、親子三代の関取という快挙を成し遂げました。

琴櫻の名を受け継ぐ日

特に注目したいのは、亡くなった偉大な祖父・琴櫻から「大関に昇進したら、琴櫻の四股名を譲る」と言われているという点。

これが実現すれば、さらなる歴史的瞬間が待っていますね。

未来への期待

親子三代の関取という重圧と伝説を背負いつつ、この「サラブレッド力士」琴ノ若が今後どれだけ祖父と父に迫れるのか。

その進化と挑戦が非常に楽しみですね!

大横綱の孫が新たな歴史を刻む瞬間

相撲界の新しい星、王鵬。この名前には重みがありますよね。

なぜなら、彼は昭和の大横綱、第48代横綱・大鵬の孫であり、元関脇・貴闘力の三男だからです。

静岡新聞 王鵬

伝説の祖父・大鵬

祖父・大鵬は幕内優勝を32回も果たし、6場所連続優勝を2回、全勝優勝を8回も達成。

その端正な顔立ちと圧倒的な強さで、日本中を熱狂に巻き込んでいました。

父・貴闘力

父・貴闘力は祖父には及ばないものの、若貴時代に活躍して幕内優勝も1回。

突き押しを得意とするスタイルは、闘志に溢れ、観る者を魅了しました。

家族との繋がり

王鵬は男4人兄弟の三男で、長男はプロレスラー、次男と四男は同じ大嶽部屋の力士です。

相撲が家族の運命と言っても過言ではありませんね。

埼玉栄高校と大嶽部屋

相撲の名門、埼玉栄高校で主将を務めた後、大嶽部屋に入門。

2018年1月場所で祖父と同じ「納谷」の四股名で初土俵を踏みました。

そして、2021年に新十両に昇進し「王鵬」に改名。2022年1月場所で新入幕を果たしました。

未来への期待

王鵬は突き押しを武器に、これからどれだけ番付を駆け上がっていくのかが注目されています。

特に、亡き祖父の書が大嶽部屋の稽古場に掲げられているという点が、彼にとってどれだけ刺激となっているのか、非常に興味深いですね。

今後、どのような力士に成長していくのか、非常に楽しみです!

福島の英雄、三兄弟力士の心温まる物語

福島を代表する三兄弟力士、若隆元、若元春、若隆景

彼らは祖父・父も力士という相撲一家の出身。この家族は、地元福島の誇りでもあります。

相撲三兄弟

恵まれた家庭背景

彼らの祖父は「足取り名人」と讃えられた元小結・若葉山。父は元幕下の若信夫。相撲愛が家族全体を温かく包んでいます。

長男・若隆元と東日本大震災

2009年の九州場所で入門した長男・若隆元。しかし、その1年4カ月後、東日本大震災が発生。

次男・若元春と三男・若隆景は、この悲劇を受けて東京の荒汐部屋で避難生活を送りました。

避難と団結

当時、若元春と若隆景は学法福島高校に通い、両親は親類のもとへ避難。それぞれが離ればなれの日々を過ごしました。

そんな中、先代の荒汐親方が心配し、2人を呼び寄せたというエピソードは心温まるものがありますね。

地元での活動

地元福島市では「大相撲大波3兄弟福島後援会」が設立されており、後援会では支援激励を行っています。
彼らは郷土に誇りを持てる魅力ある地域づくりの推進を図ることを目的として活動しているようです。

未来への期待

三兄弟は、地元の支援と家族の愛情を受け、相撲の「高み」を目指しています。

三兄弟の今後の活躍から目が離せませんね。災厄を乗り越え、地元福島の希望となる彼らの輝く未来に期待大です!

相撲界の継承者 進化を続けるベテラン佐田の海

2代目佐田の海の父は、1970年代から80年代にかけて活躍した初代佐田の海

この家系の話はまさに伝説と現代の力士が交錯する舞台となっています。

スポニチ 佐田の海

父から子へのバトンタッチ

2代目佐田の海は中学を卒業すると同時に境川部屋に入門しました。

出羽海部屋に入門するものと思っていたが、興味深いことに、父の初代佐田の海から「男を磨くなら境川部屋」だとアドバイスされ入門を決意したそうです。

遺伝子か、修行か

佐田の海は父とよく似た顔立ちで、相撲のスタイルも酷似しています。

特にスピード感ある取り口で、一気に相手を制圧するスタイルは父に強く影響を受けているようです。
そして、相撲だけでなく生き方に至るまで、父に憧れているそうです。

36歳のベテランの哲学

年齢が36歳に達しても、彼は常に自己改善と成長を追い求めて考えることを怠りません。

柔術で体の使い方を学ぶ、空手のチャンピオンから戦術を聞くなど、多角的な視点で力士として、
また人としてのレベルアップを目指しています。

いぶし銀の強さ

彼の一喜一憂しない、黙々とした精進の姿勢は、まさに「いぶし銀の強さ」を体現しています。
これが彼が長いキャリアで一貫して見せている強さの秘訣かもしれませんね。

36歳という年齢でまだまだ進化を続ける2代目佐田の海。

彼がこれからもどれだけの成績を収めるのか、そしてその姿勢から何を学べるのか。
それは相撲ファンだけでなく、大いに関心のある事ですね。

まとめ・感想

相撲という古き良き日本の文化に新たな波が押し寄せているのは間違いありません。

新たな世代の力士たちが、それぞれの家族の背景や個々のストーリーを持ちながら土俵に上がる。

彼らが目指す相撲の「高み」には、多くの夢と期待、そして過去から受け継がれた重みが詰まっています。
未来の横綱や大関、新たなスターがどう育っていくのか、その一歩一歩が楽しみです。

そして、彼らが歩む道には、私たち一人一人が見出すインスピレーションがきっとあります。

プロフィール

琴ノ若

日本相撲協会 琴ノ若四股名 琴ノ若 傑太
本名 鎌谷 将且
生年月日 1997年11月19日(25歳)
出身 千葉県松戸市
身長 189.0cm
体重 172.0kg
所属部屋 佐渡ヶ嶽部屋
得意技 右四つ、寄り、押し
現在の番付 東関脇2
最高位     東関脇2

王鵬

日本相撲協会 王鵬

四股名 納谷 幸之介→王鵬 幸之介
本名 納谷 幸之介
生年月日 2000年2月14日(23歳)
出身 東京都江東区
身長 190.0cm
体重 179.0kg
所属部屋 大嶽部屋
得意技 突き、押し
現在の番付   西前頭7枚目
最高位   西前頭6枚目

若隆元

相撲 若隆元

四股名 大波 → 若隆元
本名 大波 渡
生年月日 1991年12月29日(31歳)
(出生地は愛知県名古屋市)
出身 福島県福島市
身長 183.0cm
体重 122.9kg
所属部屋 荒汐部屋
現在の番付  西幕下13枚目
最高位    東幕下7枚目

若元春

日本相撲協会 若元春

四股名 荒大波→剛士→若元春
本名 大波 港
愛称 ミナト、ゴーシ
生年月日 1993年10月5日(29歳)
出身 福島県福島市
(出生地は愛知県名古屋市)
身長 187.0cm
体重 143.0kg
所属部屋 荒汐部屋
得意技 左四つ、寄り
現在の番付 西関脇
最高位         西関脇

若隆景

日本大相撲協会 若隆景

四股名 若隆景 渥
本名 大波 渥
愛称 アツシ
生年月日 1994年12月6日(28歳)
出身 福島県福島市
身長 182.0cm
体重 132.0kg
血液型  O型
所属部屋 荒汐部屋
得意技 おっつけ、右四つ、左前廻し、寄り
現在の番付 東十両7枚目
最高位     東関脇

佐田の海

日本相撲協会 佐田の海

四股名 佐田の海 貴士
本名 松村 要
愛称 カナメ、角界の浅田真央
生年月日 1987年5月11日(36歳)
出身 熊本県熊本市(現:熊本市東区)
身長 182.0cm
体重 142.0kg
所属部屋 境川部屋
得意技 右四つ・寄り・上手投げ
成績
現在の番付 西前頭12枚目
最高位     西前頭筆頭

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